2010年11月9日火曜日

新入生歓迎会

佐々木研新入生歓迎会がありました。
場所は、柏キャンパスに最近できたお寿司屋さんです。

2010年11月4日木曜日

第30回表面科学学術講演会

第30回表面科学学術講演会@大阪大学コンベンションセンターの中で以下の発表を行いました。


口頭発表 11月4日

一柳光平
金ナノ結晶のコヒーレント振動の直接観測

「表面場」における分子内運動計測の進展 11月4日

提案者:佐々木裕次(東大)


開催主旨:
ある分子系の機能発現機構を理解したいなら、色々なフェイズの安定構造情報を「結晶場」から取得する。しかし機能発現自身が不安定な構造状態を伴う場合もある。
その場合、極端には1分子の分子内運動を計測するか、または同期させた多分子の平均運動を計測する。3次元的な分子内運動すべてを同時計測するのは難しいであろうから、「表面場」で分子の方向性を制御し、結果的に運動情報の立体化を行う。あわよくば、その機能の異方性を創成する。そんな「表面場」を積極的に適応させた分子内運動計測に挑む手法に関する今後の発展性に関して議論したい。多くのプローブにおける高速計測技術の飛躍的な進展は、動的な情報が今後より重要になることを示している。

関口博史(東大)
X線1分子追跡法から見えてきた膜たんぱく質分子内運動
篠崎陽一(NTT)
高速AFMによる機能性膜たんぱく質分子の分子内構造変化計測
末永和知(産総研)
電子顕微鏡で分子運動を観察する
井出徹 (阪大)
可視1分子計測によるチャネルたんぱく質の分子内運動計測
岡本祐幸(名大)
拡張アンサンブル法によるタンパク質運動シミュレーション