2011年10月3日月曜日

基礎体力をつける(物理数学)

ラグビーワールドカップがニュージーランドで開催されている。
といっても、残念ながら日本は予選で敗退が決定してしまった。

日本代表も着実に力をつけていると思う。
実際、日本代表の奪うトライは美しいものが多い。
しかしながら、世界のレベルとはまだまだ隔たりがあるのも事実だ。

何がそんなに違うのか?
一つ明らかなのは、近年は大型な日本人選手も増えてきてるとは言え、
やはり体格、筋力において劣るということだ。
基礎的な体力の違いは大きい。

基礎体力の重要性は何もスポーツに限った事ではない。

物理における基礎体力の一つは数学である。
例えば、ロシアの天才物理学者、ランダウは数学の力をつけてから
物理を学ぶべきだと考えていたらしい。

もちろん、数学をしっかり学んできてから、物理に入れるのならばそれに越したことはないが、なかなか時間や労力的にも厳しいものがある。
エッセンスをサクッと学びたいというのが本音の方も多いだろう。

この本は、やや古い本だが、本質を突いた本で、長い間売れ続けている。
いつの間にか、
普及版としてブルーバックスからの発売に変わっていた。
新書だとちょっと読みにくい気もするが、お手頃価格で手に入る。



物理数学の直観的方法 〈普及版〉 (ブルーバックス)