2011年9月30日金曜日

偉業 5位入賞!



既にこのブログで「柏キャンパスの運動会2012」についての投稿がありましたが,なんと我らが UG-lab チーム5位入賞しました.佐々木研で語り継がれて行くであろう偉業です.
前回は学生無しのチーム編成で「40チーム中35位」と苦杯をなめたわけですが,今回は学生3人が加わり戦力が充実しました.来年もまたがんばりましょう.

前回の運動会: http://ug-lab.blogspot.com/2009/11/blog-post.html

【柏キャンパスの運動会“SPORTS FESTIVAL 2011”】

【柏キャンパスの運動会“SPORTS FESTIVAL 2011”】に参加しました!
場所はキャンパスのすぐ近くにあるスタジアムを貸し切りです。広い!













お疲れ様でした。

2011年9月29日木曜日

シンポジウムのお知らせ





シンポジウム「新しい計測で生命に迫る」が12月12日、13日と東京ガーデンパレスで開催されます。

参加費無料なので興味のある方は是非来て下さい。

我らのボス、佐々木先生も発表されます。

2011年9月26日月曜日

ついに発売! ~放射光の一般書~

久しぶりに会った友人と会話すると、
当然、「今何やっているの?」という話になる。

研究をしているというと、
もちろん、「専門は?」と聞かれる。


理系の人ならまだしも、文系に進んだ人に
自分の専門を簡単に説明するのは難しい。
佐々木研究室の場合、「生物物理」もしくは「放射光」という
キーワードを出すことになる。

この時、特に「放射光」の説明は大変だ。
「放射光」が科学に寄与している割合は非常に大きいと思うが、
知名度がかなり低いのもの事実だ。

そんな状況を憂慮してか、
ついにブルーバックスから一般向け放射光の解説本が
発売された!

「放射光」という言葉になんとなく興味を持った方は是非。
佐々木研究室がお世話になっている方々も執筆に関わっています。

放射光が解き明かす驚異のナノ世界 (ブルーバックス)

2011年9月21日水曜日

生物物理学会(@姫路)

生物物理学会(@姫路)に参加してきました。

場所は、兵庫県立大学の書写キャンパス。
兵庫県立大学は、兵庫県内にいくつかキャンパスを持っていて、
そのうちの一つはSPring8の近くにあるため、
なんとなく身近な大学です。

生物物理学会は、数年前から英語を使用した発表となっていて、やや大変でしたが、
勉強になりました。

お土産には、塩まんじゅうを購入しました。
ほんのり塩味が効いていておいしかったです。

2011年9月19日月曜日

生物の眺め方

高校時代初めて、指数・対数を習った時は、何の役に立つのか分からなかった。
特に"log"なんていう記号に馴染めなかった。

そんなときに読んだ本が、「ゾウの時間 ネズミの時間」だった。
生物のサイズと時間などの関係が指数・対数を使うときれいに説明できてしまう。

月日は経ち、
その本の著者、本川 達雄先生にも定年の時期がやってきた。

先生の長年の蓄積をまとめたのが、
「生物学的文明論」である。
やや、「ゾウの時間 ネズミの時間」と重複する内容もあるが、
先生の鋭い視点がちりばめられていて面白い。

生物の知識があまりなくても楽しめる。

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

生物学的文明論 (新潮新書)

2011年9月12日月曜日

研究室の雰囲気

研究室を見学に来ていただいた方から良く受ける質問として、
研究室の雰囲気はどうですかというものがある。
できるだけ具体的に答えるように努力をするが、
質問自体が抽象的なので、
伝わっているかわからない。

はじめの頃は、
同期の学生さんによっても雰囲気は変わるよという点も指摘しいた。
だが、
最近、いろいろな研究室を観察していると、
研究室の雰囲気は、やはり研究室の主催者(教授)の影響を
大きく受けているように感じるようになった。

考えてみると、
大学教授ほど自由度の大きい職業は少ない。
職業の分類としては同じ「教授」でも、
人によって仕事のスタイルは千差万別だ。

教授には個性的な人が多く、どうしても、
周りのメンバーは「教授」の影響を受け続けることになる。
すると、
1年もすると、「教授」のスタイルに染まってくるのだろう。

やはり研究室の雰囲気を知るにはまず、
教授を見るのがいいのかもしれない。
もちろん他のメンバーも重要だけれども。

以下の本はとある教授の回顧録のような内容である。
様々なエピソードがあり楽しめる。


大学教授という仕事

2011年9月6日火曜日

合計94歳 ~誕生日会~



8月、9月誕生日の方の、
誕生日会を行いました。

3人のメンバーの合計は94歳!
皆さんの今後の活躍に期待です。

今年の目標は冷静に過ごすこと。

2011年9月5日月曜日

ざっくり確率統計

「神はサイコロをふらない」

量子論の発展時期に、
ミクロの世界では、場所を確率的にしか表せないという
量子論の根本に懐疑的だったアインシュタインによる有名な言葉である。

現在では、一部反対意見もあるものの、
一応ミクロの世界は確率的だという解釈(コペンハーゲン解釈)
に落ち着いている。

量子論とは関係ない領域でも、
確率、統計は重要になる。

確率を数学的に考えるようになったのは、
やはり、博打(ばくち)からの要請だったらしいが、
現在では数学的にも発展し、
難しい分野となっている。

この本では、
ざっくりと確率、統計の基礎を見通せる。

キーポイント確率統計 (理工系数学のキーポイント 6)

2011年9月1日木曜日

笑顔咲ク~きみ~と~

あーたしさくらんぼ~というわけで応用物理学会@山形に来ております
口頭発表ですが、X線の専門家の方からためになる質問が多く、勉強になりました。
と同時に、本研究の意義と新規性を再確認できたのでよかったです。
時間がほんの少しだけ余ったので上杉神社に行きました。謙信公です。
「なせばなる、なさねばならぬ何事も
なせぬは人のなさぬなりけり」上杉鷹山
人の無限の可能性を感じさせるいい言葉ですね(=´▽`=)ノ

生物物理夏の学校@京都

生物物理夏の学校に参加してきました。
http://bpwakate.net/summer/

今年でなんと51回目という歴史のある集いで、
今回も最先端で活躍される先生方が、
大学院生を中心とした参加者にご自身の研究やモチベーション、研究の哲学などを熱く語ってくれました。
また、学生もグループディスカッション、ポスター発表、口頭発表などを通して発表の機会があります。

3泊4日ですが、
議論は尽きることがなく、寝不足ですが充実した日々が続きます。

非常に有意義なものなんで、
関連分野や興味のある方は是非来年参加してください。

また、これだけの会を準備してくださいましたスタッフの皆さまお疲れ様でした。

P.S.
帰りは京都の知恩院などのお寺にも観光に行き、
京都の町並みを楽しみました。