2011年9月12日月曜日

研究室の雰囲気

研究室を見学に来ていただいた方から良く受ける質問として、
研究室の雰囲気はどうですかというものがある。
できるだけ具体的に答えるように努力をするが、
質問自体が抽象的なので、
伝わっているかわからない。

はじめの頃は、
同期の学生さんによっても雰囲気は変わるよという点も指摘しいた。
だが、
最近、いろいろな研究室を観察していると、
研究室の雰囲気は、やはり研究室の主催者(教授)の影響を
大きく受けているように感じるようになった。

考えてみると、
大学教授ほど自由度の大きい職業は少ない。
職業の分類としては同じ「教授」でも、
人によって仕事のスタイルは千差万別だ。

教授には個性的な人が多く、どうしても、
周りのメンバーは「教授」の影響を受け続けることになる。
すると、
1年もすると、「教授」のスタイルに染まってくるのだろう。

やはり研究室の雰囲気を知るにはまず、
教授を見るのがいいのかもしれない。
もちろん他のメンバーも重要だけれども。

以下の本はとある教授の回顧録のような内容である。
様々なエピソードがあり楽しめる。


大学教授という仕事